コピーガードがついたDVDのコピーガードを外してコピーすること(remove copy protection DVD)は違法になります。しかし、実はコピーガードがついたDVDをコピーガードを外さずにコピーすることができるのです。
どういうことかと言うと、例えばリッピングソフトを使ってDVDをコピーをしたとします。これはコピーガードを外すこと(remove copy protection DVD)ではないのです。リッピングソフトが解除しているのは、実はコピーガードではなくCSSと呼ばれるコンテンツ暗号化システムなのです。CSSの解除というのは、コピーガードではなくアクセスコントロール技術に分類されると言われています。ですから、CSSを解除することは、違法とされているコピーガードを外す行為(remove copy protection DVD)にはならないのです。
しかし、実際にはDVDにはコピーガードがほどこされています。マクロビジョンと呼ばれる信号が入れられています。ところがです、パソコン上でリッピングソフトを使ってDVDをコピーする際には、このマクロビジョン信号を外さずにマクロビジョン信号ごとコピーができます。別にマクロビジョン信号というコピーガードを外した(remove copy protection DVD)わけではないので違法にはならないのです。
このような考え方もあるということを今回は書いてみました。DVDのコピーガードを外すこと(remove copy protection DVD)については、実に、いろんな考え方があるものだと思います。皆さんはどのように考えますでしょうか？
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